ちょっとコンパスやりこんだ人ならもう誰もが知っているであろうVoidollの定番デッキ、ワキンヤン号令ガード回復。このデッキを今回は考察することとする。
結論から言おう。めちゃくちゃ弱い。
ここで立腹してしまった人は申し訳ないが、正確に言うと、他キャラよりもめちゃくちゃスペックが足りないのである。これから理由を細かく説明しようと思うが、その前に現在の使用率と勝率(2021/4/19-2021/4/25集計分)を見てみよう。
引用元:https://app.famitsu.com/compass-ranking/


使用率が高いと一般的に勝率は50%に収束するため、勝率は真ん中(28位)あたりにいなければならないが、負け越しが多いことがデータ上だけでも読み取れることが分かるだろう。
さて、それではワキ号ボイドが弱い理由を述べていこう。
理由①:ステータスが悪い
Voidollはキャラ人気が高く使用率が常に高すぎるため、使用率を下げる目的なのかここ2年何度も下方修正を受けている。詳しく知りたい方は↓のページからどうぞ。
スプリンター調整履歴
さて、ステータスだが、攻撃力0.90防御力1.40体力0.85となっている。このステータスを見て皆さんはどう思うだろうか。
防御力が高いのが特徴的だが、主が目をつけている点は防御力ではない。耐久職なのに体力がキルスプと同じ低さなのだ。
同じ体力のスプリンターは春麗、きららである。もしこのスプリンター同士が同じくらいのデッキレベルで戦ったとしたらVoidollが負けるのは目に見えているだろう。だってVoidollがスタンさせても味方頼りになる一方、他のスプリンターはスタンをいなせばキルできてしまうのだから。
耐久スプリンター同士での対決も見てみよう。一般に耐久スプと言われるのは、テスラ(体力1.25)、ミク(体力1.05※自己回復あり)、勇者(体力1.00)、アクア(体力1.10)、ピエール(体力1.50)。どれもカードのステータスを十分に活かせるステータスなのだ。
しかし、ワキ号ボイドは号令こそステータスがいいもののワキンヤンが防御寄りで体力は盛れない。この打たれ弱さが勝率の低さに繋がっていると言える。
防御力高いからいけそうじゃないか!と言う人もいるだろうが、ワキ号ボイドを使用している殆どの人が低デキレである以上、ハイステの人からすれば防御力など誤差である。ドルケストルやヴィオレッタのように防御力特化カード/キャラにならないと防御力は意味をなさない悲しいステータスなのである。
理由②:他キャラに勝る要素がない
ボイドの最大の特徴といえば、体力が50%切ると移動速度が上昇すると言うアビリティであり、これを活かした戦術も勿論ある。しかし、この特徴の強さが薄れ出したのはアクア実装以降である。
アクア実装当時、ダッシュアタックに付加価値を付けるという効果が新鮮すぎて実装前からアクアはぶっ壊れだと言われ実装後も案の定ぶっ壊れで色々下方修正されていった。しかし、現在でもその効果は強く、ガードブレイクされても、はたまたガードをしなくてもキルできる状況に出来るのは恐ろしい。
このようなダッシュに付加価値を付ける傾向は現在も続いており、零夜はスタン、ピエールは吹き飛ばし、中島敦はHS減衰と特殊効果があるのが当たり前になってしまった。(アクア以前も勇者のジャンプ、きららの透明化と既にダッシュが特殊になる傾向はあった)
Voidollにはそのダッシュに対する+αがないのだ。これが弱い原因と言える。
アビリティは50%以下にしないと発動しない上、基本的にCポータルの争いになるこのゲームでは、攻めの時も守りの時もただでさえ体力の少ないVoidollが体力がない時は盾になれないのだ。
また、ピエールが実装されたことにより、一層ワキ号ボイドの存在価値を失ってしまった。体力はボイドが2回死ぬ(は言い過ぎだが)レベルにあるし、スタンさせた後自分でキルをすることなく敵を前線から遠ざけることができる。しかもかなり遠い位置まで。この2キャラを比較した時、どう足掻いてもワキ号ボイドが不利なのは分かるだろう。HSに至ってはピエールはかなり軽い上にキルの可能性すら出てくるが、VoidollのHSはせいぜい1人をHS打たせるか一瞬リス地に返す程度の能力しかないし、敵に近づかなければいけないHSの性質上、HS終了モーション中にキルされる可能性すらある。それなのにピエールより重い。
ここまで見てどうだろうか?Voidollの強さを分かってないな〜(怒)と思う人はコメント欄で叩いても構わないが、是非とも他スプにはできないワキ号ボイドの強みを書いて欲しい。キャラ愛を持って試合に行くのは素晴らしい事だが、好きなキャラで勝てないのは面白くない。笑顔の勝利モーションを見れるよう是非ともデッキを模索して欲しい。
ということでここではボイドのデッキを紹介する。
①フルークカノーネ始龍ディーバ(攻撃メダル装備前提)
②ブロティバラリナワキンヤンみみみUnidoll
①はどちらかというとハイステ用だ。ボイドだからキルされないだろう、という敵側の読みを外せるので初手は有利を取りやすい。ただし、攻撃力を盛ってもアクアよりも攻撃力は低いので相手をキル出来るかどうかは考えながら動く必要がある。キルを求めていないなら、CTメダルをつけてポータルから剥がしまくるデッキにしてみるのも良い。
②は2枚全体サポートカードを入れて最低限の自衛カードを持ったデッキである。味方にサポートしてもらいやすい、かつ生き残ってくれる環境を作ることで盤面を安定化させるデッキだ。加速カードは下方が入ったものの現在でも強力な効果(特に初手が強い)なのでおすすめだ。この型に関しては、初音ミクコラボカードであるスカイウォーカーや空を駆ける歌姫(通称そらかけ)、祝福する歌姫(通称祝福)をサポートカードに積めるとステータス的にも強いので、今のところ毎年必ず来ている初音ミクコラボにガチャをするのも一考する余地はあるだろう。ちなみにこちらはCTメダルを付けるとかなり使いやすくなるのでおすすめする。
※ここに書いてあるものに限らず、『#コンパス』における極端なデッキ論は全て高ランク帯で争う場合に限定したものであり、低ランク帯やフリバであればテンプレデッキでも十分に遊べます。
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